エヌ氏の成長・円錐

小胞輸送研究をはじめて18年めの分子神経科学者の日々雑感

2015-01-01から1年間の記事一覧

異端の統計学ベイズ

今日は昨日に続いて朝から良く晴れている。関東はこういう時に空の広さを感じる。 シャロン・バーチュ・マグレインの「異端の統計学ベイズ」を読む。異端の統計学 ベイズ作者: シャロン・バーチュマグレイン,Sharon Bertsch McGrayne,冨永星出版社/メーカー:…

旅の終わり

2週間あまりの旅を終えて、組長は無事に帰国。 アエロフロート機内食は意外といけるらしい。 次は大英帝国征服か?

グッバイ スペイン

スペイン最後の一日はマドリッド観光。王宮、プラド美術館、お土産の買い物を済ませて、 晩御飯をまたたらふく、そしてこれがたぶん最後のチュロス。グッバイ スペイン

意識というスポークスマンと脳という巨大組織

秋晴れ。昼ごはんは早めに歩いて蕎麦屋に行って、ミニ穴子丼もり付きを食べる。彼岸花があちこちに咲いている。 私はシステム神経科学や認知心理学の畑の人間ではなく、隣の畑を耕す人間の立場で、意識の研究に注意を払ってきた。 その中で特に強く印象に残…

スペイン旅行(14日目) 大西洋

巡礼は終点(聖ヤコブが作った教会)で終わりだが、組長は大西洋までバスで移動。大西洋だ! なぜあんなところに山羊が(by 組長) 夕食はこれ。 明日は一日、サンチャゴ・デ・コンポステーラの観光にあてて、夜行バスでマドリードまで移動する。

スペイン旅行(13日目)ゴール!

ついにサンチャゴ・デ・コンポステーラに到着。 有名な12時からのミサにも出ていたが、「やっぱりわからん」道では演奏していて、多国籍チームでまたたっぷり食べた。 名物のタコにタバスコをかけたタパスも食べた。 日本人の知り合いの伝手で高級ホテル(お…

スペイン旅行(12日目) たっぷり

モンテ・ド・ゴソまでの雨の道を歩く。石畳 早めについたのでゆっくりたくさん食べる。 明日の朝早くにサンチャゴ・デ・コンポステーラに着いて、12時からのミサに出る予定。

スペイン旅行(11日目) 足が痛い

今日のうちにサンチャゴのひとつ前の町に入っておくはずだったが、ついに足にきた。痛い痛いで、それでも何とか20キロ歩いてA Ruaまでたどり着いた。 なかなか感じのいい町とそれなりの巡礼宿(貝がついているのは巡礼宿の印) なかなかよさそうな(しっかり…

スペイン旅行(10日目)ついに42.4キロ

日本人の同行者ができたので、急激にペースアップ。 今日は夕ご飯のあとも歩いて、リバディソ・ダ・バイショまでの42.4キロを歩きとおした。 「アホほど歩いてるよ」と本人も言っている。あいかわらずこんな感じの道 ルートにはずっとこんな感じの掲示がある…

スペイン旅行(9日目)あと100キロ

サリアからゴンサールまで歩いた。途中にサンチャゴ・デ・コンポステーラ(=目的地)まで100キロの道標がある。途中に牛がいたが、近づくとどいてくれるらしい。 ただ、何しろ糞がそこら中にあるので臭い。 組長いわく。「巡礼ではなくて、農村巡りかいな」…

スペイン旅行(8日目)

鉄道でサリア(目的地まで110キロ)へほぼ100キロの移動。 サリアはタコ料理が名物らしいのだが、組長はタコイカは苦手なのでパス。 巡礼宿は昨日とは雲泥の差の超地味な宿で通り過ぎてしまったらしい。 サリアの教会も雰囲気がある。 9日目はポルトマリン…

スペイン旅行(7日目〜8日目)

7日目はポンフェラーダまでの20キロの下り。何ということのない街のようだが、絵になるなあと感心する。 今日の巡礼宿(アルベルゲ)は寄付で設立・運営されているそうで、宿泊無料だそうだ。 お遍路も無料で泊まれる寺があると聞いたことがあるがそんなも…

スペイン旅行(6日目〜7日目)

6日目でそろそろ100キロ踏破か。 今日はイラゴ峠まで登ってそこから下るルートで20キロ。 峠の頂点に鉄の十字架がある。映画にも出てきたし、どの本でも紹介されているのでかなり期待していたが、 組長的には先っぽに十字架があるだけで思っていたほど特に…

スペイン旅行(5日目〜6日目朝)

5日目はラバ・ナル・デル・カミーノまでの上り坂を20キロ。巡礼宿は3つあるうちの一番街の入口近くに決めたが、泊り客二人と寂しい宿だった。 街中の宿には結構人が止まっていて、そこに泊まっていた日本人とバルでご飯を食べて情報交換。 ガスパチョ(量…

スペイン旅行(4日め)

アストルガの街の写真 組長は教会内散策と美術館鑑賞がセットになった券を買って見物したが キリスト教関係の美術品が理解できなかったらしい。ほんまに巡礼かい?日本人の大学生(山岳部)と同じ宿で情報交換したらしいが、基本体力が違うので 翌日は軽くぶ…

スペイン旅行(3日め) 飲み物買ったつもりが飲むヨーグルトだったときのわし

無事にマドリッドからレオンにたどり着いて、巡礼宿に泊まり8.5ユーロの夕食を食べた組長。巡礼一日目は31キロを走破した。 巡礼者は結構いるらしいが、連れになりそうなフランス人(推測)についていったら 思い切り迂回路だったようでどの程度距離をかせげ…

スペイン旅行(2日目) スペイン上陸

現在、組長はマドリッド到着まで1時間。アルプスの上あたりのはず。昨夜はモスクワ空港で熟睡できたようで元気な模様。飛行機の中は特に異常なし。機内映画についての連絡がないのでぱっとしなかったらしい。 この絵は機内食。 チキンののったパスタとハム…

AI研究にルールを作れるか

スポーツクラブへの行き帰りの道のさるすべりは片側はまだそれなりに花をつけているが、空はすっかり様子が変わった。 ジェイムズ・バラットの「人工知能 人類最悪にして最後の発明」を読む。人工知能 人類最悪にして最後の発明作者: ジェイムズ・バラット,…

スペイン旅行編(1日め) 組長旅立つ

組長旅立つ。アエロフロート便でまずモスクワ入りである。たぶん今頃はロシア領空に入ったあたりだ。昨夜は、まずせんべいと紅ショウガをバックパックから出し、行先の最高気温が23度くらいだということに 気づいてTシャツを出し、電子辞書をだし、と細か…

 スペイン旅行編(−1日め) 目標は体重の1/10

現在のバックパックと手荷物2つの総重量は11 kg。目標は体重の1/10なので、体重が110 kgならばいいのだが、残念ながらそんなことはないので、大変困ったことになっている。いろいろ考えて削っているのだが、だめらしい。おそらく時間ぎれで出発になる見通し…

組長スペイン旅行編 目途が立つ

この24時間での旅行の準備は以下の2つ。何しろ急な出立なので、本人のカードを作っていなかったがカードは必要と書いてある。 いろいろ調べてセゾン系のNEO MONEYというカード(の海外専用版)であればいきなり作れて送金もできるということを見つけて 即…

組長スペイン旅行編 旅程決まる

このスペイン旅行は某ブログで「人生に疲れたらスペイン巡礼 飲み、食べ、歩く800kmの旅」(小野美由紀著)の解説記事を目にしたところからはじまった。近くの書店で探したが品切れで結局アマゾンさんに頼んで昨日到着した。家内、私、娘と順に読んで感想は…

成田発まで残り5日

マドリッドにお昼前についてバスでサリアまで移動してそこから巡礼をはじめることにした。 1000円ちょっとの寝袋をネットで注文。たぶんそのまま置いて帰るか誰かにあげる。強盗よけに何かキリスト教的なものを身に着けておいた方がいいだろうと言っていたが…

番外編 組長スペインを行く

大学生の娘が、後期授業のはじまりが9/29なのでこの機会に自動二輪の免許がとりたいと言ってきた。そんな時間があるのなら海外に行って来ればいいのにと家内と言っていたところ、たまたまあるブログで、世界遺産にもなっているスペイン巡礼が目に留まった。…

錨の役割を果たしたい

スポーツクラブへの行き帰りの道にさるすべりの赤い花が咲いている。今日はそろそろ散り始めで赤い小山が続いている。 サテル&リリエンフェルドの「その脳科学にご用心」を読む。その〈脳科学〉にご用心: 脳画像で心はわかるのか作者: サリーサテル,スコッ…

プログラマーのジレンマ

昨日はヴィラデストのワイン(白・2013年)を開けて家族で味わう。後口の良さが独特。 スコット・ローゼンバーグの「プログラマーのジレンマ」を読む。プログラマーのジレンマ 夢と現実の狭間作者: スコット・ローゼンバーグ,伊豆原弓出版社/メーカー: 日経B…

脳は縮むと賢くなる

評議員会で東京にでかける。懇親会で顕微鏡メーカーのKさんと少し話になる。顕微鏡もハードだけでなくソフトもやらないと食っていけないですよね、という話を聞いて、本当にそうだと思う。「でもソフトは四隅をアメリカに抑えられているから、(半端に)頑張…

人工知能の3回目のブーム

昨日は遅ればせながらの子供の合格祝いで、久しぶりに目黒にとんかつを食べに行った。 開店30分前に着いたら誰もいなかったので「おかしいな」といいながらも並んでいたら、ものの15分で列ができて、いつもの混み具合になった。いつもどおりヒレカツ定食を…

いままで以上に世界の一部になるということ

土井珈琲からグァテマラ・イエローブルボンという小ロットの豆を買って飲んだら美味しくて、二杯も三杯も飲んでしまう。苦味がなくて味に膨らみがある。これでもう少し甘味があると本当に完璧。 ニコラス・カーの「オートメーション・バカ」を読む。オートメ…

世襲型資本主義と世界的な資本税

居室の収納スペースが足りなくなったので、IKEAでビリー2本(80 cm x 202 cm)を買ってきて、家内、娘の3人で組み立てる。ついでに模様替えをしたら随分すっきりした感じになった。 トマ・ピケティの「21世紀の資本」を読む。21世紀の資本作者: トマ・ピケ…