エヌ氏の成長・円錐

小胞輸送研究をはじめて18年めの分子神経科学者の日々雑感

2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

惑星の思考

神楽坂で開かれた恩師の喜寿の会。毘沙門天をはじめて見た。 宮内勝典の「惑星の思考」を読む。惑星の思考―“9・11”以後を生きる作者: 宮内勝典出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/09/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (7…

食える数学、食えない○○

金曜日に筑波山にラボ遠足にでかけた。ケーブルカーの出発点は宮脇駅。そこまでの道には出世稲荷。よく晴れた秋の日で、よいラボ遠足だった。 神永正博の「食える数学」を読む。食える数学作者: 神永正博出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン…

経済成長神話の終わりは日本国の終わりかもしれないが、日本の終わりではない

昨夜は、人形町にでかけて、友達と地鶏を食べる。親子丼が普通においしい。品の良いぐい呑みをもらう。 平川克美の「移行期的混乱」を読む。移行期的混乱―経済成長神話の終わり作者: 平川克美出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/09/09メディア: 単行本購…

研究コミュニティにおける中国人のpresenceについて

私の研究上のアイドルは、神経科学ではMoo Ming PooとG. Buzakiと(陳腐だが)Cajalなので、中国の方々の能力を高く評価している。また、文学の中で最も愛好するもののひとつは漢詩で、中でも杜甫と屈原には常に共感を覚えてきた。 最近、米国でラボを持って…