地球移動作戦

明日からSociety for Neuroscienceがあるので、今朝学生さんと２人でシカゴにやってきた。まずは眠気覚ましにシカゴ美術館にいき、その後繁華街をぶらぶらしていたら、５時を過ぎて急に体感温度がぐんぐん下がってきたので、晩御飯はクラムチャウダーを食べて早めにホテルに戻る。さすがに有名なシカゴピザは早い時間から行列ができていて、寒い中並ばないとありつけなさそう。

最近は科研費の季節でもろもろ調整に気も時間も使っていたので、楽に読める旧読の小説を読み返したりしていたのだが、その中で404 Blog Not Foundedで褒めてあった山本弘の新作「地球移動作戦」を楽しく読んだ。

地球移動作戦 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

同系統のハードウェア重視ものとしては、ラリー・ニーブン（リングワールド）ほどのスケールはないけれども、人類の現実を微妙に踏まえて箱庭的に（あるいは盆栽的に）緻密に詰めているので読んでいて楽しい。