今日の午後は大学院の講義。軸索ガイダンスについての概説といくつかのトピックを話した後、ここ数年やってきた神経突起進展のシグナル伝達の解析とモデルについて説明する。
2コマ(3時間)の使い方がわかっていなかったので、前半を熱を入れてゆっくり語りすぎて後半は随分駆け足になってしまった。ペース配分は次回以降の課題。
講義をしているとどれくらいわかってもらえているか感じ取れるとよくきくが、私の場合はまだなかなかそこまでいかない。反応に注意を払っていると時間配分が崩れてきて著しく疲れるので、学生の反応を意識するのは最初の1時間くらいである。まあそれでも質問にきてくれた学生さんもいたので、一応自分的にはOKということにしたい。
宮崎哲弥の「新書365冊」を読む。
- 作者: 宮崎哲弥
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2006/10
- メディア: 新書
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週刊文春のコラムでその攻撃的衒学性に関心を持っていた宮崎哲弥の新書の評論集。楽しく読んだ。この本は当然余芸だろうから、本職の政治哲学や宗教思想の評論を読んでみようと思う。