何だか言葉にしたいいくつかのこと
いろいろ理由をつけてしばらくブログをさぼっているうちに、何だか言葉にしたいいくつかが溜まってきた。
(1) 本質を捉えることの方が役に立つことより重要だ。
(2) 研究者としてやっていくためには、結局は演繹と推論では届かない時期が来る(と思う)。パースが提唱したapdactionかそれに似たものがどうしても必要だ。これだけ情報にあふれた環境では、演繹と推論では何かに似たものしか出てこない。より正確により緻密に考えようとするほどその届かなさが意識されてくる。
(3) 科学者は、現実を理解するためにモデルを作るのであって、モデルを作るためにモデルを作るのは筋が良くない。
腑に落ちることは大変大事だが、確証バイアスの存在を考えると「腑に落ちたい」という過剰な欲望は危険である。現実は人間が理解できるようにできているわけではない。したがって、モデル化を目指す理論家は自制的でなければならない。