エヌ氏の成長・円錐

小胞輸送研究をはじめて18年めの分子神経科学者の日々雑感

何の花か香る

雨の一日、何の花か香る。今週、こころに残った言葉。

「私は日本がよくなってほしいと願っています。だから終戦直後の原点に戻って、まずは問題を単純化してはどうでしょうか。その上で優先すべきものを決める。再び成功するとは限りませんが少なくとも見苦しいことにはならないでしょう。いまは知りませんが、かつて私が受けた東京・山の手の躾はただ一言、「見苦しい真似はするな」というものでした。外国へ行っても私はその感覚を引きずっているのかも」(文芸春秋7月号、塩野七生

「ハードの復旧だけでなく、ソフトを担う人材の雇用に目を向けて欲しい。例えば、年200万円の報酬で若者を500人雇って、コミュニティデザイナーにする。どんなまちにしたいのか、住民の気持ちをくみ取った復興ができます。東北にめどがついたら全国に散っていけば、国全体が元気になる。この5年は死にもの狂いでやりたいと思っています」(be、山崎亮)