昨日は研究室の新人歓迎会。幹事が硬骨男性に変わったので、「すき焼き食べ放題」というガッツリ系の宴会になった。飲み放題もついて4200円なのは宴会専用店だからだろう。若い人はよく食べる。こちらはバランスよく適当につまんでいたつもりだったが、場の雰囲気で食べ過ぎてしまったようで、腹が張って困った。今年も「ファミリー的な研究室を目指します」というのが教授の抱負。
内田樹の「こんな日本でよかったね」を読む。
- 作者: 内田樹
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あいかわらずの内田節であるが、ブログで馴れてきたので、発想に足をすくわれることは少なくなった。その分、以前は目に付かなかった「大人のひとこと」がしみるように感じる。
「現場の教師のみなさんには、できるだけ機嫌よくお仕事をしていただきたいと私は願っている。
人間は機嫌よく仕事をしているひとのそばにいると、自分も機嫌よく何かをしたくなるからである。
だから、学校の先生がすることは畢竟すればひとつだけでよい。それは「心身がアクティブであることは、気持ちがいい」ということを自分自身を素材にして子供たちに伝えることである」
「先生は「先生であろう」とするときにすでに先生であり、「私はもう先生ではない」と宣言したあともまだ先生である。
「学ぶ」とはどういうことか、「教える」とはどういうことか、自分は果たして今も学んでいるのか、自分にはひとを教える資格があるのか...そういった一連の問いが念頭から離れることのない人間は、それだけですでに教師の条件を満たしている」