昨日の夕方、下鴨神社の御手洗祭に出かけた。神社の東に小川が流れていて、そこをろうそくをもってすそをからげて川の中を歩く。川を渡ったところにある神社にろうそくをお供えすると、一年間息災に過ごせるという祭りである。泉から湧き出た川の水が冷たくて汗が引く。
と思ったら、今日の午後はスコールのような大雨。空気が入れ替わって少しひんやりしてきた。
性懲りもなく、高橋五郎の「スパイべラスコが見た広島原爆の正体」を読んだ。
スパイ“ベラスコ”が見た広島原爆の正体―嵌められた日本と世界を支配する見えざる帝国
- 作者: 高橋五郎
- 出版社/メーカー: 学研
- 発売日: 2006/07
- メディア: 単行本
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こういう裏面世界史ものがどうも時々読みたくなる。裏面世界史ものとしてはかなりの水準。
・ナチスドイツが作った原爆をロンメルがアメリカに渡して、それが広島に投下された。
・イギリス・ヴィクトリア女王の孫、クラーレンス・アヴァンデール公アルバート王子(世間には死亡したと喧伝されている)は、実は生存しており、その王子こそがアドルフ・ヒトラーその人ではないかと推理する研究が専門家の間で進んでいる(何の専門家やら)。
・真のナチスの系譜には、現在のアメリカ大統領ジョージ・ブッシュたちが、堂々と名を連ねている。ブッシュ一族はナチズムに源流を置く家系だ。アメリカでの秘密の本拠地は、エール大学の敷地にある。ブッシュ一族は中国とのアヘン戦争で財をなした大富豪ラッセル卿とともに、アメリカのナチス結社を創設した一族である(優生思想などで、ナチスとアメリカに間に結構なつながりがあったという話は本当らしいが)
・ヒトラー政権(第三帝国)はウォール街とロンドン・シティの金融カルテル、ならびに日本の軍需産業界を儲けさせるための「創作品」だ。
これら全ての背後に、欧州貴族社会を支配するフリーメーソンがいるのだそうな。
まあ夏の夜の怪談話を読んで楽しんだというところか。